今から始めても大丈夫？「せどり」について

副業が一般的になり、自宅でビジネスを始める人が増えている現代において、副業についての関心はますます高まっています。現在、最も人気がある副業の一つは「せどり」であり、このビジネスを行うためには、商品知識とマーケットの認識力が必要です。

この記事では、せどりについて詳しく説明し、副業を始める際のヒントや注意点を説明します。

初めての副業に「せどり」がオススメな3つの理由

①　赤字にならない

まず初めに、この記事を読んでいる人の多くは「副業を考えている人」もしくは「せどり」に興味がある人だと思います。

じつは、私自身も一番初めに取り組んだ副業が「せどり」です。

私が副業を始めるうえで、最も優先したのが「赤字にならないこと」でした。

大きく儲かる事に越したことはないですが、「初めて」ということと、「初期費用に充てられるお金がない」という問題から少額でもいいから”赤字にならない”ことを優先した結果せどりにたどり着きました。

「せどり」とは？

「せどり」とは、古書店などで安く仕入れた商品を他の古書店などで高く売り、その差額を利益とするビジネスです。

つまり、商品の仕入れる価格さえ慎重に判断すれば赤字になることがないことがオススメな理由１つめです。

２．スマホがあれば簡単に始められる

オススメな理由２つめが、「スマホがあれば簡単に始められる」ことです。

副業を始めるうえで、どうしても「初期費用がかかる」ものや「資格が必要」なるものだとそれだけでハードルが上がってしまいます。

かつては店舗を持たず、各地を回って知識や目利きに頼って商品を仕入れ、同業者に販売することが一般的でしたが、現在ではインターネットを活用して新古書店で販売されている商品や古書回収で集めた書籍などを販売することが主流となっています。

最近では、個人でも”メルカリ”などのフリマアプリを活用することで簡単に商品を出品することができるのが魅力ですね。

アマゾンの買取価格をチェックしながら、携帯電話やスマートフォンのバーコードリーダーアプリでチェックした商品を仕入れることを「アマゾンせどり」と呼びます。

本以外にも、CD、DVD、ビデオソフト、ゲームソフトなども中古市場が存在し、販売ルートとして活用されています。

最近では、せどりに特化したアプリやツールも増えてきており、さらに効率的な仕入れや販売が可能になっています。さまざまな情報にアクセスできることが、せどりの魅力の一つでもあります。

しかし、情報を正確に判断し、適切に活用することが重要であることを忘れてはなりません。

３．現金化されるまでが早い

３つ目のオススメな理由は「現金化されるまでが早い」ことです。

副業の中には、売り上げが出るまで何か月もかかる内容の仕事も沢山あります。

そういった副業は初めての副業としてはモチベーションを保つのが難しかったり、不安になったりしてしまいます。

その点せどりでは、商品を出品してから自分の手元に現金化されるまでが早ければ１週間程度で達成できます。

また、フリマアプリを活用することで「商品リサーチ」「仕入れ」「販売適正価格の設定」「出品」「商品PR文を考える」「お客さんとのやりとり」「商品の発送」などほかの副業にも生かせる経験を積むことができます。

「せどり」の注意点

しかし、せどりにはリスクもあります。仕入れた商品が思ったよりも売れず、在庫が余ってしまった場合や、商品の状態が思ったよりも悪かった場合など、思わぬトラブルが起こることもあります。

また、一部のせどらーたちは、他人から商品を盗んで転売するなどの不正な行為を行うこともあるため、注意が必要です。

また、せどりは法律に則った行動が求められるビジネスです。転売に際しては、著作権や商標権の侵害にならないように気を付ける必要があります。特に、海外からの輸入品を扱う場合は、関税や消費税にも注意が必要です。

さらに、せどりを始める際には、法律や税金についても知識が必要です。例えば、法的に販売が許されていない商品を扱っていた場合、罰則を受けることがあります。また、個人事業主として確定申告をしなければならないため、税金の知識も必要になってきます。

以上のように、せどりは副業や趣味として始めるには手軽で魅力的なビジネスですが、リスクや法的な問題にも注意が必要です。十分に情報収集し、慎重に行動することが重要です。

以上のようなデメリットがあるものの、せどりは副業として始めるには最適なビジネスの一つです。

特に、インターネットが普及した現代では、自宅にいながら手軽に商品を仕入れて販売することができます。

さらに、専門のセミナーやノウハウが多数存在しているため、初めての方でもスムーズに始めることができます。

つまり、せどりは比較的リスクの少ないビジネスであり、副業として始めるには非常におすすめです。しかし、始める際には必ず法律や税金の知識を身につけることが大切です。