この記事では、主にFPSゲーマー向けにゲーミングモニターの選び方を解説します。
さいごにオススメのモニターも紹介するので、参考にしてみてください。
- ゲーミングモニターの購入を検討しているが、何がいいのか分からない
- ゲーミングモニターのスペックの見方がわからない
- 細かいことはいいからオススメ教えてくれ
はじめに(製品比較)
2つのゲーミングモニターのスペック例を作ってみました。「FPSゲーム」で遊びたい!と思ったときにどっちのモニターが適しているでしょうか?
モニターA | モニターB | |
画面サイズ | 24インチ | 27インチ |
最大解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
リフレッシュレート | 144Hz | 240Hz |
パネルの種類 | TN | IPS |
応答速度 | 1ms | 1ms |
順番に各項目を確認していきます。
画面サイズ(結論:24インチ推奨 ※モニターとの距離が遠い場合は別)
現在のゲーミングモニターの主流は24インチ前後です。
モニターサイズが大きければそれだけ1つ1つの的が大きく見えるというメリットがありますが、その反面、モニターに映っている情報全体を把握するのに時間がかかるというデメリットもあります。
最大解像度(結論:1920×1080 でOK)
解像度とは、画面に表示されるドットの数です。縦×横のドット数で表されています。
代表的な解像度には、「FHD(1920×1080)」「WQHD (2560×1440)」「QFHD(3840×2160)」があります。
後に説明するリフレッシュレート同様、モニターが高解像度に対応していてもパソコンのスペックが追い付いていない、ゲーム自体が対応していない。という場合にはWQHDやQFHDで遊ぶことはできません。
以上の点を踏まえると、現在主流のFHD(1920×1080)で問題なさそうですね
リフレッシュレート(結論:コスパ重視&PS5など利用⇒144Hz 理想240Hz)
リフレッシュレートはよく「パラパラ漫画」で表現されることが多いです。
1秒間に何枚のページをめくるか?と考えれば理解しやすいかもしれません。ですので数値が多ければ多いほど滑らかな表現になります。
60Hz ⇒ 1秒間に60枚表示することが可能
144Hz ⇒ 1秒間に144枚表示することが可能
240Hz ⇒ 1秒間に240枚表示することが可能
PS5やXbox Series X は120Hzまで対応しています。
ゲーミングパソコンであればミドルクラスの性能で144Hz程度の出力は可能になります。
結論:特にこだわりがなければ144Hz対応のモニターをオススメです。
パネルの種類と応答速度(結論:TNパネルで問題ない)
TNパネル | IPSパネル | VAパネル | 有機EL | |
応答速度 | ◎ | △ | ○ | ◎ |
視野角 | △ | ◎ | ○ | ◎ |
色彩 | △ | ○ | ○ | ◎ |
価格 | ◎ | ○ | △ | × |
Amazonを見ていると、現在販売している多くのゲーミングパソコンの応答速度は1ms表記になっていますが、VAパネルやIPSパネルの実測値はTNパネルよりも遅くなるといったデータも出ています。
1ms表記であっても、モニターの種類によってばらつきがあることを理解しておいて下さい